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つれづれ日記
カルチャースクエア貸し出し
つれづれ日記
日記No.1202016/04/09本店 豊田
今日4月9日は大仏の日です。
大仏に限らず、仏像が少し前に流行っていましたね。今も御朱印帳を持ってお寺巡りをされる方もたくさんいらっしゃるでしょう。

かこさとしさんの『からすのパンやさん』に、いろんなパンが登場します。それを見て娘がオリジナルのパンの絵を描きました。

右から左へ読みます。ときどき鏡文字になっています。
「おなべパン」は『からすのパンやさん』にも登場します。それを見て次の「おたまパん」を描いたのでしょう。
でも、そのあとは「うんけいパん」と最後の「あみだにょらいパん」。うんけいは仏師の運慶、あみだにょらいは阿弥陀如来像ですね。しぶいパンを作ったものです。
当時(今でも)我が家でも仏像が流行っていたのです。彼女はまだ本物の大仏を見たことがなかったので、大仏パンは登場しませんでした。

『からすのパンやさん』は、みなさんの想像をかきたてるおもしろい本です。親子でいろんなパンを作ってみてください。

日記No.1192016/01/19本店 豊田
今年も娘の憂鬱な季節がやってきました。それは2月3日、節分です。
娘(6歳)は鬼が怖くて怖くて、その日は保育園に行きたくないと言います。なぜなら保育園には「本物の」鬼がやってくるから。
年少さんのところへは鬼のお面をつけた先生が来ます。今ならそれがニセモノだとわかるのです。しかし年中と年長さんの組には、繰り返しますが「本物の」鬼が来るそうです。
「豆でやっつければいいんじゃない?」とアドバイスすると、一人一人に配られる豆が少なすぎるとのこと。とてもそんな手持ちでは鬼を撃退することなんてできないのです。悩みの原因が具体的でリアルです。

でも安心してください。鬼を恐れる園児たちに朗報です。
正文館各店では、2月3日節分の日、本をお買い上げいただいたお客様先着順に、豆をプレゼントいたします。毎年早くなくなってしまうので、お早めにご来店ください。

日記No.1182015/08/04本店 豊田
NHKラジオの、「夏休み子ども科学電話相談」が大好きです。
毎年この時期になるとNHKラジオで放送される番組です。日本全国の子どもが、電話やメールなどで科学に関する素朴な疑問を専門家に聞いてみる、という内容です。子どもたちのどストレートな質問に、聞いていていつも顔がほころんでしまいます。質問の鋭さや着眼の面白さに感心しつつ、また自然に対してこんなに興味を持っている子どもがいるということに、すごく嬉しくなります。
回答する大人たちの、専門用語を使えないもどかしさも、聞いていてとても微笑ましい。恐らく理系の性として、間違ったことやごまかしは言いたくない、けれども相手は子どもだし、時間も限られているし・・・というジレンマに身もだえる大人、という様子に好感が持てます。

そんないい気分でラジオを聴いていると、そのすぐ後に国会中継に入ることがあります。天使のような子どもたちから、汚れきっただみ声の大人たちへ。そのギャップにびっくりします。

子どもと科学者のやり取りはあんなに素直で真摯だったのに、国会の大人たちは、聞かれたことに全然答えない、余計なことばかり話す、ごまかす、揚げ足をとる、野次を飛ばす・・・ほんとにひどい!特に質問に答える方からは、全然わかってもらおうという気持ちが感じられない。

ちなみに、今は参議院で「我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会」が行われています。

みなさんも「夏休み子ども科学電話相談」から国会中継の流れをぜひ体験してみて下さい。
日記No.1172015/05/01本店 豊田
毎月発行している「正文館書店のおしらせ」5月の原稿をチェックしてもらったら、「好もしい」と書いた部分を「好ましい」と訂正されてしまった。なんとなく使い分けて、わざと「好もしい」としたつもりだったけど、反論するほどの根拠が示せなかったので訂正しました。
が、後から思うと、それらは自由に交換できるような同じ意味の言葉ではないぞと思えてきました。では自分はどういうときにそれぞれの言葉を使っているのか?と改めて考えてみると、「好ましい」はそのものが好感が持てる状態、「好もしい」は特に自分にとって好ましい状態、という感じです。ほんとに微妙な違いなんですけど、自分では使い分けているはずです。その部分だけ取り出すと、どっちでもいいような気がしてしまいますが、文章の中で使うときは違いを意識していました。
ところが、です。手元にある辞書いくつかを調べてみても、そんな違いはないらしい・・・。「好もしい」は「好ましい」と同義であるが、少し古めかしい表現―というのが唯一差異を認めているものでした。
何だか残念な結果になってしまい、気持ちもモヤモヤしたままです。辞書を見たのだから納得すべきところですが、何となくすっきりしません。そんなはずはないんだけどな…という気持ちです。

どなたか、「好ましい」と「好もしい」は違うということを明確に言葉で示してくれませんか?
・・・大変往生際が悪いですね。
日記No.1162014/11/06本店 豊田

ソトコト 2014年12月号
木楽舎
762円(税別)

雑誌のソトコトに「標本バカ」という楽しい連載があり、今回の号は動物の肋骨の話です。
ツキノワグマとニホンジカの死体を同じ日に解剖したら、両方とも肋骨が通常より1本多い過剰肋骨だったとのことです。「同じ日に別の動物を解体していて、どちらも過剰肋骨を持っていることに喜びを感じた」そうです。そのスジの人はそのスジのひとにしかわからないツボを持っているのですね。それゆえに、こういった専門家の書く記事が私は大好きです。
そんなことを思いながらつらつら読んでいると、心なしか私の右の肋骨中央部がずきずきと痛みだしました。背筋を伸ばそうとするとほとんど激痛と言ってもよいくらいの痛みが走ります。
「これが世に言う『骨折』というものか!」と思いましたが(今まで骨折の経験がないのでわからない)、聞いてみると骨折だったらもっと痛いはずとのこと。そしてそれは肋間神経痛ではないのかと言われました。
本屋ですがちょうどいい本がなかったのでネットで調べると、肋間神経痛は原因はよくわからないらしい。ストレスが関係しているとも。以前にストレスが原因のひとつと言われる逆流性食道炎にもかかったことがあるので、もしかしたら私はストレスにひどく弱い体質なのかもしれません。そのあたりをしっかりと考慮して仕事を割り振っていただきたいものです。

いずれにしても、ソトコトはおもしろいので是非ご一読を。
日記No.1152014/09/16本店 豊田
朝日新聞の過去の記事について、事実ではなかったということで訂正したりお詫びしたり、騒がしくなっています。今問題となっているのは3つぐらいの記事についてでしょうか。その一連の報道を見聞きして思うことがあります。

1.間違った記事を書いても、訂正したり謝罪すればそれでいいのか、ということ。

2.記事の確認は、どのように、どこまですればいいのか、ということ。

1.については、単純に謝罪会見を見て思ったことです。公式にマスコミの前で謝り、非を認め紙面で訂正記事を出すことは、それは大変なことでしょう。わざわざ貴重な紙面を割いてごめんなさいするわけですから。しかし何か空々しい。政治家の答弁や、外交での儀礼的なコメントのような、絶対心はこもっていないだろうと思わせる謝罪の言葉。会社の顔としての言葉ではあっても、恐らく一個人としての言葉ではないと思ってしまう。個人対個人の出来事の後始末ではないので、結局は形式でしかないのかもしれないけれど、それにしても空々しさがひどすぎると思います。

2.については、新聞に書かれたことが信じられなければ、一体何を確かな情報源として考えればよいか、ということです。私も、全く規模と方法は違いますが、一応この日記やホームページ、フェイスブック、店頭でお配りするチラシなどで、伝聞の情報を扱うことがあります。自分が直接体験したこと以外は全て伝聞ですので、その信憑性についても多少気にしています。最も信頼度が低いのはインターネットの情報ですが、やむを得ずウィキペディアに出典を求めるときは、必ず引用元を明記します。しかし、新聞の記事は、書籍ほどではないにしても、大体確かな情報だと思っていました。もちろん引用する場合はその旨を明記しますが、あまり怪しいと思って使ったりはしません。それが今回の一連の報道を受けて、その考えは甘いということがよくわかりました。

みなさんは疾うにご存知だったかもしれませんが、私はある意味信じていたのに裏切られたという気分です。ちょっと大袈裟でしょうか?
日記No.1142014/06/17本店 豊田

タモリさんに学ぶ話がとぎれない雑談の技術
難波義行
こう書房
1400円(税別)
9784769611196

私の娘(4才・年中)のマシンガントークが止まりません。今日あったことを、具体的に事細かに全部説明します。
「今日お給食のときにー、なんか嫌なにおいがするなーって思ったらー、カボチャだったのー!○○ちゃん(自分)カボチャはちょっと嫌だなーって思ってー、だってー、○○ちゃん、カボチャ食べるとオエッてなっちゃうから。でもー、ちょっと今日は食べてみよって思って食べてみたらー、やっぱりオエッてなってー(笑)、そしたらー、先生が、○○ちゃん無理して食べなくていいよって言ったからー、○○ちゃん、△△くんに全部あげたらー、△△くんもー、オエッてなってー(笑)・・・・」という具合です。止まりません。将来は上沼恵美子かハイヒール・モモコになるんじゃないかと思って恐ろしい。
しかし、このトークは完全に一人で淀みなく流れるかというと、そうではないのです。私の嫁による、要所要所の絶妙な合いの手が入って初めて実現するのです。「へー」とか「それで?」とか「おもしろいねー」とか、特にこれといって特別な言葉ではありません。しかし、その合いの手によって、確実に娘のトークが滑らかになり、調子が上がっていくのです。
私には絶対に真似できません。思い返せば、これまでの人生で、私と喋ってどんどん調子が良くなっていく人なんて見たことがありません。たいていは、お互いにだんだん静かになっていくのです。
その点タモさんはすごいですね。時々困ってるな、という時もありましたが、大体においておもしろいトークを引き出して、なんとなくまとめます。この本を読んで少しは勉強した方がいいでしょうか。


日記No.1132014/06/05本店 豊田

妖怪ウォッチ 3
小西紀行/著 レベルファイブ/原作・監修
小学館
429円(税別)
9784091417091

妖怪ウォッチの勢いが止まりません。
雑誌やコミック、関連グッズがどんどん売れ、たまに出る限定版は予約しても全員の方にお渡しできないほどです。

限定版の特典としても出たりしますが、妖怪ウォッチメダルも、巷ではなかなか入手できないようです。
わが子も世間の波にのまれ、スーパーやおもちゃ屋に行ったときは必ず確認しますが、メダルが売っているところを見たことがありません。
いろいろなところにあるガチャも、箱はあっても中身が全然入っていないことばかりです。

そんな状況の中、先日すごい偶然に遭遇しました。
家族で東山動物園に出かけた時のこと。たまたま入ったさびれた売店のガチャに、妖怪ウォッチメダルがゴロゴロ詰まっているのを発見しました!
うちの子どもは「すげー!」と狂喜し、すかさずおこづかいを投入してメダルをゲットしました。
そしたらそれを見た付近の小学生男子どもが、やはり「すげー!すげー!」と連呼してガチャに群がり、次々にメダルを取り出していきました。

そしてわずか数分後、メダルは小学生軍団に買い占められ、中身が空になったガチャだけがぽつんと残りました・・・。
まるで、イナゴの大群が村の穀物を食い尽くすような光景です。
メダル付の限定版書籍に予約が殺到するわけです。

念のために申し添えておきますが、書店員だからといって優先的に限定版が手に入ったり、裏ルートで入手できるということはありません。
日記No.1122014/05/13本店 豊田
先日スタバに行ったら、外国の方が僕の前に並んでいて、なんとかフラペチーノの大きなサイズを買っていました。
なんとかフラペチーノだけでもモリモリな感じなのに、その方はそこにオリジナルで、シナモン、ココア、バニラをふりかけ、更にはちみつとガムシロップ、ミルクまで投入していました!恐ろしいまでの足し算の思想です。
あの方も、小池龍之介のこの本を読めば引き算の方向に揺り戻されて、結局プラスマイナスゼロ、バランスのとれた生き方ができるのではないかと密かに思ってしまいました。
みなさんはそんなにふりかけますか?

しない生活 煩悩を静める108のお稽古
小池龍之介
幻冬舎
780円(税別)
9784344983403

日記No.1112014/04/18本店 清水 & 知立店 家田
本店清水と知立店家田による、本屋大賞だらだらトークの後半戦です。

い:私たちは2012年の三浦しをんさんの時しか授賞式に行ってないけどその時の印象からいっても若い人が多かった気がするね。頑固な書店員たちをどう巻き込んでいくか、そこが今後の本屋大賞の課題かも。あとたまぁ〜に『本当に今年それが一番なのね?!』って思う本選ぶ人っているじゃない?携帯小説とかラノベとか・・・。まぁ好きな人は推したいんだろうけど余所でお願いします、って感じはするよね。

し:ラノベとかは投票不可にしてほしい!そんなん入れる人いないだろうってことで始まったんだろうに・・・まぁでもノミネ作以外でも全国書店員のコメントがきちんと網羅 されているのが本屋大賞の素晴らしい所でもあると思います。たとえば芥川賞・直木賞だと全部にコメント付ける選考委員は稀なので。こんなに皆ちゃんと読んでるんだなぁ〜と思うと本屋大賞を通じて全国の書店員と繋がっている気がして大変ゴゴゴゴゴ〜と力が湧いてくる気がします!!

い:確かに。なんだか志を同じくしてる人がいるんだなぁと思うと日常のつらい業務も苦にならない・・・気もするね。私は普段海外小説は全く読まないので「翻訳大賞」は一度もエントリーしたことないんだけど清水さんは毎回参加してるよね。

し:はいっ!特に今年は自分的にヒット作が多かったので三冊に絞るのが大変でした。
あとは発掘本もいい企画だと思います。でもできれば小説以外にした方がいいんじゃないかなぁ〜 小説じゃないとダメッ!だと勘違いしている人も多いそうです。小説以外にも面白い本いっぱいあるよ〜と本の可能性を広められるところだと思うので。

い:「発掘」っていうくらいだからここにこそ自分の趣味や偏愛がもっと表れてもいいよね。
しかし、普段読む本以外にノミネート発表から最終的な締め切りまで1カ月ちょっとの間に十冊、(中には読んでるものもあるけど)必ず読まなくちゃならない、しかも自分の趣味とは全く違うものも読まねばならない、決して楽しいばかりじゃないけど何が毎年毎年私たちを本屋大賞に駆り立てるのかねぇ。

し:私は本屋大賞の理念が素晴らしいと思える事とか元々主催の本の雑誌社LOVEなのでそのリスペクトってこともありますが一つ強力な理由として、正文館の名を世の中に広めたいというのがあります。
正文館の存在をアピールすることで配本数が増えてそれが実績になり・・・みたいな風が吹けば桶屋が儲かる的な感じを目標にしているのです、壮大的に言うと。
すぐに結果が出るとは思ってないですが小さい所からコツコツと!一歩一歩な気持ちで。なので他のクルーさんにももっと参加をして存在感をアピールできればいいと思っています・・・

い:清水さんらしからぬ正文館愛にちょっと泣くかも・・・泣かないけど。
なるほどねぇ・・そういう意味では私はもうなんか義務感というか使命感かなぁ。
今は文芸の担当ではないけど文芸書担当だったらやらいでかっ!!と思っていたもんで。なにしろ本は売れないわ、アマゾンは強大だわ、その上電子書籍までっ!!となってる今、とにかく本屋に足を運んでもらうことをまず考えねばならないと思うんです。
色んな批判があるのは知ってるけどとりわけ正文館の本屋大賞は一位礼讃ではなく本屋に足を運ぶきっかけになってほしい、そういう賞だと思います。そのきっかけのお祭りとしてこんなに頼もしく大がかりなものはないと思うのでなるべく乗っかっていきたいと。そしてそうなる可能性を持った本をお勧めしたいと。

し:売れ筋じゃなくて日向にいない感じだけどズバシコン!くる小説たちに、お店のPOP以外でスポットライトを浴びてほしい、本屋大賞の大きな意義ですね。
 

い:ベテランはベテランなりに、未熟な人は未熟なりに純粋に選ばれたものだろうし、またそうあらねば意味がない、そういう意味で不正絶対NO!!

し:本当に!不正は許さんぜよ!!コメントも全力投球で書きます。
しかし一作品400字のコメントでこんなに疲労困憊するなら0から物語を作り上げる作家の人たちはほんとにすごいなぁ〜と思います・・・

い:今年も清水さんの熱い熱いコメントが掲載されてたもんね。実際「村上海賊の娘」も例年に違わず売れ行き好調。間違いなくお勧めです!!って言える本をまた見つけたいね。

し:こんなに大きな賞に育ってしまったので一票の重みや責任をとても感じています。
でも来年もまた自信を持って『おもしろいですっ』っていえるように頑張ります!!

(おわり)
日記No.1102014/04/11本店 豊田
妖怪ウォッチ関連の書籍が売れています。需要に供給が追い付かず、予約してもすべての方の分は入荷しないという状況になっています(ご予約時に入荷をお約束できない旨をご了解いただいています)。うちの子どもの興味も、急激にポケモンから妖怪ウォッチにシフトしました。

さて、そんな大人気の妖怪ウォッチですが、私の実家の界隈の小学校ではなぜかあまり流行っていません。その理由は、織田信長とリス村で有名な金華山が邪魔をして、テレビで妖怪ウォッチのチャンネルが受信できないからです。動く妖怪ウォッチを見たことがないのですね。テレビなしでは世間の流行の波もあまり届かないようです。



日記No.1092014/04/08本店 清水 & 知立店 家田
2014年、今年の本屋大賞は「村上海賊の娘」に決まりました。
そして今年も正文館の本屋大賞フリーク、本店清水と知立店家田が本屋大賞を熱く語ります!!

い:今年の本屋大賞は「村上海賊の娘」!!個人的にはとってもびっくりです!!
いや、悪くないけど・・・個人的にすごく堅い!!と思っていた作品があったので何だか単純にびっくりした、という印象。
村上海賊自体は自分の中ではそんなに評価が高くないというか、何となく『ふり』が長いなぁ~・・・いやあのふりがあってこその後半のたたみ掛けやら盛り上がりやらなんでしょうが。歴史小説としては過去に読んだ作品の中にもっと度肝を抜かれたり、意外性を感じる作品があったので私はベスト3の中にも入れませんでした。

し:私は『やっぱりエンターテイメント小説だな』と思いました。読んでてすごく楽しかったです。私は海賊にはなれないです。あの戦場に駆り出されたらモノの1秒で殺されそう・・・でもこれが大賞になるのは私のように『わかりやすい』という意見が多いからかなぁ〜と今になって少し複雑な気持ちになっています
歴史小説が苦手な人びとに分かり易く、しかもエンターテイメントに仕上げた和田竜は凄いけど私はそこに胡坐をかいてはいけないんじゃないかと最近考えてしまいます。

い:この時代の女性ってもっと時代や周りの環境に翻弄されて生きていたイメージがあるのでそういう部分では発見でもあり面白い所ではあったと思うけど・・・
正直私は「想像ラジオ」への思い入れが強すぎて今年の1位を受け入れられない・・・
地元が被災地である自分としては『何年かのちに文学に昇華した作品』より『今、生きていく糧になる』とか『心の拠り所になる』ような作品を読みたいし少なくても私は「想像ラジオ」からそういったものを感じたのでどうしても大賞を取ってほしかった!!ノミネート以前から推しまくっていたんですが。
まぁでもこの作品の評価がそれほどでもないって所に早くも東日本大震災は風化していくんだなと現れてる気がして切ないです・・・現実は厳しいねえ。

し:私はノミネート作の中では「島はぼくらと」がズバシコンきましたっ!!
島で暮らすという事とかIターン問題とか人びとの細かい感情まで丁寧にすくい取っているなぁ〜と思いました。しかもそれが主人公的なあの4人だけじゃなく多層的なところです。
あの4人は高校生なのでともすれば恋愛メインの話になりそうなのに恋愛部分はさらっと書いているところもすごく爽やかに感じました。なんか恋愛だけに逃げずに人生で勝負しようとする所。人間の良い所だけじゃなく汚い所とかどうしようもない所もちゃんと描いてて、でも人間って何か信じられそうと思えた作品です。
あとこの小説はすごく人間の品性=小説の品性を感じました。日頃そういう事考えて読まないのですがずっと考えてて漸くわかりました!品性は前向きとかの塊(かたまり)の頂点にある気がするので!!

い:お・・・ぉう。品性の部分はわかったようなわからないようなだけど、清水さんがこの本に熱い思いを抱いてるのはよぉくわかったよ。
しかし去年も今年も我々の思ってもいないような作品が大賞を取るよね。
私自身はこの頃の本屋大賞って一時投票してる人が若いのかな?と思う事がしばしばです。なんかねぇ・・・ノミネート段階で趣味が合わないことこの上ない。
最初のころは単純に売りたい!!と思った本を選んでいたけれどこんなに妙にBIGな賞になってしまった以上ノミネート段階で単純に『読んだ→面白かった→投票』じゃダメなような気がする。前からいわれてるけど年間3冊読んでる人も100冊以上読んでる人も『書店員』で条件は同じ。そこが良さでもあるし微妙なとこでもあるわけだけど参加する人がもっと意義とか考えたら単純な人気投票じゃなくなるのではと思うのですが。

し:20〜40代の投票率が高いですよね。もっと上の世代の書店員の人も喜んで投票できたらなぁ・・・と思っています。その方々は本屋大賞に否定的な方が多い印象を受けます。
たぶん長年のポリシーとそぐわない所が多い(集団が嫌い・書店員が表に出るべきではない・毎年の大賞作品が気に入らない・素人が決める賞なのに注目されすぎなど)と実際に聞きました。
現在、電子書籍やらAmazonで注文した方が早いやらの書店氷河期がずっと続いているわけで、もう少し上の年齢層の書店員たちも書店活性化せな!!と思っていると思われます。一時投票だけでも参加してくれればノミネート作ももっと色んなのが出てくると思うし、高齢読者でも読めるガイドブックとして「本屋大賞○○年」も出来るのではないかと。でもその頑固な方々をどうやって一時投票から参加させることが出来るかさっぱりわからないのが大きな課題・・・

(つづく)
村上海賊の娘 上巻・下巻
和田竜
新潮社
1600円(税別)
9784103068822 / 9784103068839

日記No.1082014/03/09本店 豊田
3月は卒業のシーズンです。卒業して離れ離れになる友達と一緒に写真を撮ることも多いでしょう。お店に写真のプリントを依頼するとき、写っている人全員分をプリントしてほしい場合に「人数焼きで」と言いますか?言わなくても大体意味は分かりますね。
昔北海道旅行に行って、たくさんの写真を撮りました。プリントに出すときに、やはり一緒に行った人や現地で知り合った人の写真は「人数焼き」の指定をしました。
ところが仕上がった写真では、確かに何人か写っている写真は人数分プリントされているのですが、それに混じって、3頭のシカを撮った写真も3枚プリントされていたのです。シカ1頭ずつにプレゼントすればいいのでしょうか?
お店の人がちょっとしたサービス心でわざとやったのなら、素敵だと思いませんか。もしくは完全にど新人で、目と鼻がある生き物はすべてヒトとみなしたとしたらおもしろい。
いずれにしても、思い出の写真は最低1枚きれいにプリントしてほしいですね。きれいな写真を撮るテクニックを解説した本は、あふれるほど出版されています。どの本を読むべきかは、ご自身で何冊も立ち読みして一番しっくりくるものを選ぶとよいと思います。例えばこれなんていかがでしょう。

子ども写真の撮り方手帖
川野恭子
毎日コミュニケーションズ
1500円(税別)
9784839937140


日記No.1072014/02/28本店 豊田

ロータスビスケット

今日facebookにロータスビスケットのことについて少し書きました。
ロータスビスケット、ご存知ですか?午後の紅茶にピッタリな感じのビスケットです。このビスケット、個包装がぴっちりしていてとても開けにくいお菓子なんです。一度でも食べたことがある方は絶対に納得してもらえると思いますが、この開けにくさはひどいです。そこへいくと日本のお菓子は大変優秀で、顧客に寄り添った商品開発の賜物だと思う、という感じの投稿をしたのです。
そしたら、すぐさまそれを読んだ方から、それは先に割ってから袋を開けるとよいとコメントがありました。なるほどね。その手があったか、という思いです。facebookが初めて役に立った気がしました。
これに味をしめて、いろんなことをfacebookにぶつけてみたくなります。Yahoo!知恵袋で質問するみたいな気分ですね。
実は私はYahoo!知恵袋でもたくさん質問して、有効な解答をたくさんもらっています。そんなところで問題解決するなんて本屋の風上にも置けませんが、なにしろ早くて便利なので。珍解答もおもしろいです。
これからも、facebookではみなさまのコメントをお待ちしております。
日記No.1062014/02/06本店 豊田
フェイスブックでも紹介しましたが、1月27日、太田出版より「すばらしき特殊特許の世界」が発売されました。
この本は言ってみればただの特許の解説書ですが、びっくりするような例を取り上げて簡潔に特許のイロハを説明していて、わかりやすさは抜群です。特許に興味があったり出願をしてみたいと思っている人にはまさに最適な入門書ではないかと思います。
既に実務として特許を取り扱っているような方には全く不向きです。それほどの、入門レベルかと思います。

私がこの本に興味を持ったのは、実は私が過去に特許を出願しようと目論んでいたからです。
当時いろいろなめぐりあわせで、カオス的な部屋に住んでいました。そしてテレビのリモコンがいつも不思議な場所に紛れ込んで、なかなか発見できない状況にありました。
そんな時に、はたとひらめいたのです。テレビを操作することでリモコンが鳴るとかなんとかして、位置を知らせるようにすればいいじゃないかと。スマホのアプリのように、外部からリモコンを操作することを考えたのです。これはいけると思いました。
そして早速特許庁のホームページで過去に同様の特許が出願されていないか検索したところ、すぐに同じような特許を見つけてしまいました。残念でした。申請するにもお金がかかるので、無駄なことをしなくて良かったとは思います。
そういえば小学生のときはモーターを使って永久に走る車を作ろうとしました。この調子でいくと、どんどん発明にはまり出して、ジャンピングシューズを履いたり都知事選に出馬したりするかも知れません。

すばらしき特殊特許の世界
稲森謙太郎
太田出版
1600円(税別)
9784778313883


日記No.1052014/01/30本店 豊田
うちの子どもたち(正宗とすみれ)は、手紙が届くのが大好きです。みんな好きですよね。
どちらも相手に手紙が届いて自分に届いていないという状況に我慢がならないので、一通しか届いていないときは争いが勃発します。
そして日本語の使い方が間違っています。

「それ何様?」(誰宛か、ということ)
「えーっと、正宗様。」
「正宗様やだ! すみれ様がいい! びえーん!!」

という感じです。
ご立腹のすみれ様には日本語を訂正するなんてできないので、とりあえず放置します。

今月の正文館のおしらせの表紙は、正しい日本語を身につけることが大切だというメッセージが綴られています。こういうのを読むにつけ、まずは足元から何とかしていかなくてはいけないと強く思うのです。
日記No.1042014/01/15本店 豊田

わが家のルーツが解る家系図を作ろう!
エイ出版社
552円(税別)
9784777930647

かつて私は、祖母にうちの先祖は藤原鎌足(ふじわらのかまたり)だと教えられてきました。家系図だってあるとのこと。
藤原鎌足といえば藤原氏の祖。中大兄皇子とともに大化の改新を進めた中心人物として、教科書にも載るくらいの歴史上の超有名人です。しかし当時は小学校低学年、そんなことは全く知らず、ただ「偉い人が先祖にいるんだ」と思っただけでした。
ところがあるとき授業の中で、藤原鎌足の名前が登場したではありませんか。うちの関係者が教科書に載っている!しかも超メジャー! 早速友達に「これは僕の先祖だ」と言いました。不思議なことに、そのときは「お前アホか」ではなく、「お前すごいな」という感じだった記憶があります。小学生男子は素朴でよいです。
その後祖母は亡くなり、藤原鎌足の真相は聞けずじまいです。問題の家系図も見せてもらっていません。
そんなことにならないように、この機にご家族の家系図を作成してみてはいかがでしょうか。歴史上のすごい人物につながるかも知れません。
日記No.1032014/01/08本店 豊田
先日、店頭で「若冲(じゃくちゅう)のカレンダーはないか」というお問い合わせをいただきました。
ちょっと思い当たる商品がなかったので詳しくお聞きすると、

・日めくり
・トイレに置くようなタイプ
・いろいろありがたい言葉が書いてある

とのこと。若冲らしからぬ様子だなと悩んでいると、それは若冲じゃなくて寂聴(じゃくちょう)でした。
若冲と寂聴って似てますよね。

若冲について知りたい方はこんな本をどうぞ。

もっと知りたい伊藤若冲 生涯と作品
佐藤康宏
東京美術
1800円(税別)
9784808709341

日記No.1022014/01/03本店 豊田


私は今年厄年です。しかも大厄。非常に危険です。年が明けて早速ありました。

凶事その1:ケータイを落として液晶のガラスが粉々になった。

凶事その2:首輪はあるがリードがない中型犬に襲われ、30分間ずっと荒れ狂う犬を押さえつけていた。結局飼い主が見つからず警察のご厄介になった。

こんな時は普段あまりお世話になったことがない暦などを見て、厄年の正しい過ごし方を勉強したいと思います。

しかし細木数子さんの六星占術によると、私は今年「いたるところで財を成す」そうです。デンジャラスでハッピーな一年になりそうです。
日記No.1012014/01/01本店 豊田
みなさんあけましておめでとうございます。
新年最初にどんな本を手にしましたか?私はまだ本を一行も読んでいません。まだ初日ですからね。
しかし今はどうも読書欲が沸きません。お腹がいっぱいのライオンのように、目の前にどんな本が置かれても、しれっとして通り過ぎてしまいそうです。
昨年は、途中から村上春樹全部読みに手を付けて、ちょっと暇ができると読んでばかりいました。それも一段落着いた今は、次に何を攻めようか思案中です。

何も読まない正月ですが、我が家では今ドラえもんのドンジャラがブームです。どらやきが来ないかなぁ・・・と思いながらジャラジャラしています。
日記No.1002013/12/27本店 豊田
私が大好きで、よくFacebookの投稿を見ている「恵文社一乗寺店」「往来堂書店」「青山ブックセンター」という書店があります。
そのFacebookでは、正文館のFacebookと同じように、新刊書籍や雑誌の紹介、イベントの紹介など定番のネタが毎日配信されるのですが、その内容がステキすぎて、見ているだけで幸せな気分になってしまいます。それに引き替え、私たち正文館のFacebookはまだまだ全然ステキ度が足りなくて、残念です。

ということを先日ポロッと漏らしたら、同僚に「恵文社とかと同じ土俵で考えていることにびっくり」と言われてしまいました。

今はまだ私の発言もおこがましいですが、それに誰も突っ込まなくなるように、素敵なFacebookにしていきたいです。

ちょっと気になった方はこちらをクリック→ 正文館のFacebookページ


日記No.992013/12/20本店 豊田

 
 
 

正文館もついにFacebookはじめました。
本のこと、イベントのこと、フェアのこと、業界のこと、その他いろいろ新鮮な話題をお届けしようと思います。

アクセスはこちらをクリック→ 正文館のFacebookページ

Facebookページを開設しても誰も知らないのでは話にならないので、お店にご来店いただいた方にお知らせしようと、ポスターとチラシを作りました。

チラシのぬるっとした怪獣を見て、うちのスタッフの殆どは「ティラノサウルスだね」とか「なんとかサウルスでしょ」などと言って、だいたい恐竜だと思うようですが、ひとりだけ「ゴジラですね」と言いました。
その子曰く、「恐竜は体が横向き、ゴジラは直立」だそうです。
そんなことを言う女子にちょっと萌えてしまいました。

ちなみにこの怪獣はゴジラではありません。オリジナルです。
日記No.982013/12/17本店 豊田

続 長尾智子の料理1,2,3
長尾智子
暮しの手帖社
1400円(税別)
9784766001846

本日 長尾智子著「続 長尾智子の料理 1,2,3」(暮しの手帖社)が発売されました。「続」が付くということは、「続」が付かないものもあり、そちらは約1年前に刊行されています。

実はこの2冊、表紙以外、中に使ってある写真は全て白黒なんです。エッセイが主体で、いわゆるレシピ本とは違うのでグラビアではないのですが、それでも料理本なのに写真が白黒なんてとても珍しい。エッセイ主体ですが、ちゃんとレシピがあり、写真付きで調理法が載っているのに。

料理本も、時代によって大分写真の色合いが違います。私見では、ここ何年かの主流は、ナチュラルな自然光で少し明るめで彩度があまりない(鮮やか過ぎない)感じです。これは料理だけではなく、子育て・紀行・インテリア関係の書籍の写真にも共通しています。時間帯でいくと、朝や昼、または休日の午後といったシチュエーションが多い。
「彼に作ってあげる」関係の料理本は、もう少し彩度が増します。(余計なお世話ですが、男性はプチトマトとブロッコリーよりその分肉多めが良いと思います)
これが一昔前は、もう少し写真が暗かったような気がします。時間帯は夜、明らかな室内光での写真が目立ちます。写真や印刷技術の問題もありますが、そういう色味が主流だったのではないでしょうか。

そういえば、雑誌「四季の味」は大多数の料理本の潮流に流されることなく、ずっと地味な、まるで倉庫に眠っていたような写真を使い続けていました。その頑なな姿勢はまるで「暮しの手帖」の商品テストのようでした。しかし、そんな「四季の味」も最近は少し明るめ路線に変更してきた感じです。

そこへきてこの「長尾智子の料理」です。彩度もへったくれもない。白黒です。厳しさもあり、潔さもあり、強さもある感じでしょうか。恐らく、長尾智子さんの料理スタイルや生き方が、この本の編集方針に反映されているのでしょう。
ちなみにこの本は暮しの手帖社から出ていますが、出版された本を見ると、暮しの手帖社自体がビビッドな色合いをことごとく排する傾向にあるようです。社員の服は白かアースカラー、素材は綿か麻、ボーダーは可、マリメッコは不可。(イメージです)
日記No.972013/12/04本店 豊田
先日、昼の休憩の時間に近所の喫茶店に行ってきた。僕は昼の弁当を持ってきていないときは、喫茶店でコーヒーを飲むことが多い。本を読むのに喫茶店ほど適した場所はない。家や図書館なんかより、僕は断然喫茶店である。

その喫茶店で、よく喋るおしゃれ中年男性とあまり喋らない地味な女性の2人組の会話が耳に入ってきた。
普通は他のテーブルの声に耳をそばだてることは一応していないつもりだが、そのときはその男性の喋りがとても流暢で、よく次から次へと会話が続くものだと感心して、ついちらちらと観察してしまった。
男性は、女性が薄い反応しか示さないにもかかわらず(逆に反応が薄いからこそ?)、出てきたパフェのクリームのこととか、群馬だか栃木だかの田舎には見るべきものが何もない話などをずーっと喋っていた。
僕は自分が人と話すことがひどく苦手で嫌いなので、その男性のように様々なトピックを織り交ぜて会話を長く維持していける人を見ると、つい感心してしまう。誰にでも自分の得意分野があり、その範囲の話ならばいくらかは人に語ることもできるだろう。だが、殆ど会話の共通項を持たない人と、恐らく得意分野ではない話題(栃木の田舎が得意な人がいるだろうか?)で場を持たせるとは、何たる会話力!そこには深いおもてなしの心さえ感じた。自分にはそういったサービス精神が不足しているのだな、勉強になります、という気持ちになっていた。

ところが、である。男性が群馬だか栃木だかのコンビニ事情について語っている真っ最中に、あまり喋らない女性の方が、何の予告もなく急に「私、このあと用がありますので。」とか何とか言って一方的に会話を打ち切ってしまったのだ。そして唐突に席を立ってしまったのである。
これには男性の方もいささか面食らった様子で、一瞬「えっ?」という顔をして、あわてて伝票を取って席を立っていた。

僕はそれを、おそらく小さな子どものように、まじまじと見入っていたと思う。あんなにうまくいっているように見えた会話がバッサリと打ち切られるなんて、心底恐ろしいと思った。自分があの男性の立場だったら、会話が流暢に流れている時はきっと有頂天になり、突然の終了宣告で唖然とし、自信が一気に奈落の底に崩れ落ち、その後完全な敗北感に打ちのめされたと思う。しばらくは誰とも口をききたくなくなってしまっただろう。これは大げさな話ではない。

このエピソードの教訓は、「うまくいっているときほど足元を見よ」ということと、「お・も・て・な・しは難しい」ということである。
人はこのようにして無邪気さを失っていくのですね。
日記No.962013/11/26本店 豊田
先日、作家・僧侶の家田荘子さんの講演会に、本の販売に行ってきました。
私たちは、店頭で本を販売するだけではなく、学校に行ったり、時にはこのように講演会の会場に行って販売することもあります。

さて、今回の販売も盛況のうちに終わり、いつものように後片付けをして車で帰途に着きました。
途中でコンビニに寄って、車に戻ってきたときのことです。
ドアを開けると、運転席の足元(マットの上)に、落ち葉が一面に敷き詰められているではありませんか。しかも、シートや他の場所には一枚もないのです。
確かに販売が終わって車に乗ったときは、落ち葉なんてありませんでした。
足の裏につけてきたのかもしれませんが、一面に敷き詰められるほどくっつきません。犬じゃないので。
手で拾うにはたくさんありすぎるので、マットをはがして持って行ったほどです。

あれは一体どういうことだったのだろう?
絵本なら、実は家田荘子さんや観客が皆タヌキで、お金が全部落ち葉だったというところです。
現代ではこびとの仕業でしょうか。

今日、家田荘子さんよりお礼の手紙が届きました。ものすごくマメな素敵な方です。
お返事の手紙に落ち葉の一件を書いたものかどうか、決めかねています。

女性のための般若心経 この世をよりよく生きる知恵
家田荘子
サンマーク出版
1500円(税別)
9784763131867

日記No.952013/11/15本店 豊田
先日、長男(小学1年生)が、聞かれてもいないのに「オレ、今日耳掃除いい」と言ってきました。
瞬時に何かあるとピンときた母親が、すきをついて長男の耳を覗いたところ、何か茶色いもので完全に穴がふさがっていました。
本人曰く、タネが耳に入って取れなくなってしまったとのこと。
取ろうとしたらより奥の方に入ってしまったので、結局翌日耳鼻科に行って取ってもらいました。
出てきたのは麦茶の麦でした。

バカですね。まったく、小学生の男子って何をするかわかりません。
言わなきゃいいのに余計なことを言ってばれてしまうのもバカですね。

こんな本もありました。

男子
梅佳代
リトルモア
1900円(税別)
9784898152157

日記No.942013/10/29本店 豊田
秋も深まり、おなじみの紅葉シーズン到来です。
赤や黄色に色づいた山並みを見たり、その中を散歩したりするのはやはり気持ちが良いですね。
紅葉と言えば、このあたりだと京都が定番でしょうか。京都のガイド本は年中売れていますが、春の桜と秋の紅葉の時期は一段とよく売れます。

ただ、個人的には京都にはちょっとした思い出があり、京都に出かけるとなると若干の緊張が走ります。素直にはんなりとした風情を楽しめません。

今はそんなこと言う人はいないのかもしれませんが、京都で「ぶぶ漬け」をすすめられたらそれは「もう帰れ」ということの婉曲表現だという伝説がありますね。私はつねづねそんな京都のことを心底恐れていました。

そんな私が、大学生のとき、料理が美味しいとして雑誌にも紹介されたさる旅館に泊まることになりました。
気持ちのよい風呂につかり、美味しい料理を楽しんで部屋でゴロゴロしていたときです。紫の和服のおばさん(仲居さん)に、「散歩でもされますか?」と聞かれました。(京都弁が不明ですが、もうちょっとはんなりしていたと思う。) 私は、「もう遅いから散歩はいいです」と答えました。すると重ねて「そう言わんとちょっとおでかけになりませんか?」と聞いてくるではないですか。私は頑固に「今日はもういいです」と繰り返しました。そこで仲居さんはとうとう「お布団を敷きますので、少し部屋を空けてください」と直球を投げてきました。やっと意味を理解しました。

当時は、ついにぶぶ漬けが出てくるかと本気で心配しました。幸いぶぶ漬けは出されませんでしたが、世慣れしていない不粋な客だと思われただろうなと思い、それ以降しばらくは、京都の人とは、事務的なやりとりでさえ裏にはどういう意味が潜んでいるのかと、余計な勘繰りをしてしまいました。京都の人だけでなく、割烹料理屋にいる紫のおばさんにも相当な警戒心を抱いています。

京都の紅葉はきれいですが、京都からは一度拒絶されたような思いがして、敷居の高さを感じてしまいます。私にとっては京都は未だに魔界です。

穂村弘の本を読んでいると、ときどき「この人もぶぶ漬けを恐れる大人だ」という気がします。ちょっと読めば分かります。

日記No.932013/10/04本店 豊田
世の中には、本をどんどん購入して、部屋をまるで図書館か古書店のようにしてしまう人がいます。好きな本に囲まれているというのは、少しだけうらやましいです。

本がたまっていくのは、好きなものを集めたいという気持ちなのか、ただルーズなのか。

私もかつて、後者の理由から本が増殖したことがあります。たいした量ではないのですが、それでも本棚からあふれ、床やちょっとしたスペースを占領していきました。

しかし、私は自分の心落ち着ける状況というものが、だんだんわかってきました。それは、ものをどんどんため込むことではなく、逆にものをどんどん捨てていくことだったのです!

そう気づいてからは、必要な本以外はばっさりと切り捨てて処分していきました。この爽快感!

今は我が家では、通販生活で買った180×90×45cmの本棚に収まる本しか持たないというルールで通しています。本を新たに購入したときは、全ての本の中からどれかが去っていくことになります。それは心が痛む瞬間ですが、甘いことを言っていてはいけません。

本に限らず、いろんなものが捨てられないという悩みをお持ちの方には、ぜひお勧めしたいルールです。デスクトップのアイコンが多めの方は要注意です。

ちなみに、正文館の本店・知立店・可児店では、不要になった本をお引取りしています。その本は、全て毎年4月に行われるサンジョルディ・フェスティバルに寄贈され、福祉事業に役立てられます。店頭に投函BOXがありますので、ご不要の本をお持ち下さい。

日記No.922013/09/01本店 豊田
山田宗樹著『百年法 上・下』(角川書店)はお読みになりましたか?
この日記でも少し紹介したことがありますが、大変面白い小説です。
長い上・下巻の物語ですが、トイレに行くのももどかしいほど夢中になってしまいます。
まだ読んでいない方は、是非お読み下さい!

物語の中で、近未来の食糧事情が描かれています。
近未来と言っても現在から20年後くらいですが、本の中では、人口増加による食糧危機への対応で、昆虫食が当たり前の世の中になっていました。

映画「インディージョーンズ―魔宮の伝説」をご覧になった方は覚えているでしょうか?
映画の中では大量の虫が登場し、豪華な、おそらく最高級のおもてなしの食事として昆虫が出てきましたね。

映画ではいわゆるゲテモノとして昆虫食が登場しますが、百年法ではもっと積極的に肯定して、必要不可欠な食材として描かれています。

そして最近、現実に国連食糧農業機関が、昆虫食に目を向けるよう促す報告書をまとめました。(毎日jp「昆虫食:「目を向けて」…国連が報告書 食糧危機対策に」より)
報告書によると、昆虫は栄養価が高く、牛や豚などの家畜に比べて飼育効率がよいという利点があるそうです。
また、世界では20億人以上の人が何らかの形で昆虫食を実践しているとか。

なるほどとは思いますが、いざ自分の食卓に昆虫が並ぶことを想像すると、「これは栄養価がとっても高いぜ!ラッキー!」とはとても思えそうにありません。

『百年法』では、「日本には昔からイナゴの佃煮など昆虫食の習慣があったせいか、意外なほどスムーズに定着」すると言っていますが、本当でしょうか。
みなさんはスムーズに受け入れますか?

私は、姿煮や姿揚げはだめです。ましてや活き造りなんて・・・。

百年法 上・下
山田宗樹
角川書店




日記No.912013/08/09本店 豊田
名古屋市緑区に、緑区グリーンプラザ店がオープンしました。
平和堂グリーンプラザ店のテナントとして出店しています。

早速たくさんのお客様にご来店いただいて、スタッフもてんてこ舞いです。

私の印象では、本や雑誌をご注文される方がとても多いように思います。
予想以上のご注文件数です。

ご注文が多いということはお店にほしい本が置いていなかったということでもあり、それは反省しなければいけませんが、そのままお帰りになるのではなく、ご注文いただいて、また次回ご来店いただけるということはとても嬉しいことです。

みなさんは書店で本をご注文されたことがありますか?
また、雑誌の過去の号(バックナンバーといいます)がお取り寄せできることをご存知ですか?(雑誌によっては、バックナンバーが保存されていなかったり、品切れになっているものもあります。)

お買い物ついでに、ぜひ正文館書店緑区グリーンプラザ店にお立ち寄り下さい。

日記No.902013/07/17本店 豊田
私の頭の中に、ぽっかりと空いた暗黒の井戸があります。
その井戸からは光さえも外に漏れ出さないと言われています。
そのため、日々発生する様々な仕事や約束など、人生にかかわるとまでは言えないまでも、些細なこととして片付けてはおけないような事柄が、誰も気がつかないうちに穴の中へすっと吸い込まれてしまうことがあります。
穴の近くへは絶対に行ってはいけないときつく言われているのですが、腕白坊主たちが自分の度胸を見せ付けるためか、はたまた本に夢中になって知らず知らず道がそれてしまうのか、穴に消えて二度と戻ってこられない記憶が後を絶ちません。

そして私が一番恐れていることは、その井戸が、徐々に大きく深くなってきていることです。
このままでは、仲間からはぐれたものだけでなく、記憶の村全体も井戸に飲み込まれてしまうかもしれません・・・


8月7日、正文館書店は、名古屋市緑区篠の風に「正文館書店 緑区グリーンプラザ店」をオープンいたします。

そして現在は、オープン準備の真っ最中です。

オープン準備と一言で言っても、レイアウトや什器などの内装関係の手配や、商品の発注、オープン告知のチラシ作成、スタッフの採用や研修、レジ袋などの備品の手配、問屋など関連会社への申請手続きなどなど・・・大きなことから小さなことまで様々な項目がずらりと並びます。

やるべき事柄が暗黒の井戸に吸い込まれないよう細心の注意を払っているつもりですが、一度井戸に落ちてしまったものは、もうそれが存在したことすら忘れ去られてしまいます。
したがって、だいたい問題が発生してから恐る恐る井戸を覗くことになりますが、いつも後の祭です。

みなさんも、日々成長する暗黒の井戸にご注意下さい。
日記No.892013/06/25本店 豊田
弊社の知立八ッ田店に、喫茶コーナーがあるのをご存知ですか?

「喫茶ルーエ」といいまして、コーヒーは、ご注文を受けてからお一人様分ずつ豆をひいて一杯ずつたてるという、ちゃんとした喫茶店です。
したがって、知立八ッ田店で採用となったスタッフは全員、レジなど普通の書店員としての研修とともに、喫茶の研修も受けるのです。

そして今日は、喫茶研修の監督(見学)をしています。
研修で淹れたコーヒーや紅茶を全部飲みます。
全部飲まなくてもいいのですが、もったいないので飲みます。

書店の仕事も楽しいのですが、その中で喫茶の仕事もできるなんて、ちょっとお得だと思いませんか?
私は本店にいますので、知立八ッ田店のスタッフが少し羨ましいです。

本当はコーヒーの写真を載せたかったのですが、思い立ったときはもう飲んだ後でした。
その代わり、美味しいと言われる水を撮りました。
確かに美味しいです。








日記No.882013/06/07本店 豊田
6/5に発売された、「momo 2013 SUMMER」(インプレスムック)の表紙が絶品です。

この雑誌(ムック)は「家族のライフスタイルマガジン」と謳っているだけあって、毎号生活のさまざまな場面を「家族」というキーワードで切り取って紹介しています。
そして今回は家族の「ロングステイの旅」がテーマです。

この小さな画像では伝わらないかもしれませんが、この女の子がものすごくかわいい! 変な意味ではないですよ。
写真の彩度をおさえた淡い感じも最高です。

しかし私は、この表紙を見て、かなり焦ってしまいました。表紙の女の子とほぼ同い年であろう自分の子どもたちを、そこに重ねて見てしまったからです。

この女の子もうちの子どもたちも、例外なくこれからどんどん成長していきます。かわいさや眩しさは、成長とともに変化していくでしょう。それ故に、今の一瞬の輝きはもうこれから二度と見ることはできない・・・。特に幼いうちは変化も急で、毎日毎日がかけがえのない時間です。
そう思うと、今仕事だと言って子どもたちと遊ばなかったり、キラキラした表情を見逃したりしていることで、取り返しのつかないことをしているのではないか、という焦りが押し寄せてきました。

仕事なんてしている場合ではないのです。
というわけで、お先に失礼します!

momo 2013 SUMMER
インプレスコミュニケーションズ
1200円(税別)
9784844375623

日記No.872013/05/22本店 豊田
私たちは、各店で毎月フェアを企画しています。
テーマを考え、商品を選び、発注し、売り場を作ります。
その商品自体を見ていただきたいのは当然ですが、私は個人的にはそのコーナーに掲げられたフェアの看板やPOPにも注目してほしいです。

手前味噌ですが、例えば知立八ッ田店で現在展開中の、『民芸品とくらす』フェアの看板をご覧下さい。
手書きの字体がとってもキュートで素敵なんです!
あるテーマで集められた本たちと看板が合わさって、ひとつの空気を作り出しています。

それぞれのフェアの看板やPOPには、担当者の思いや工夫がつまっています。

そんなところも見ていただけると嬉しいです。
日記No.862013/05/02本店 豊田
ゴールデンウィークで少し頭がボーっとしてるのか、会社のパソコンのパスワードを入力しようとしたら、前に勤めていた会社で使っていたパスワードを入力してしまいました。
もう10年以上前のことで、すっかり記憶のかなたに葬り去られていた筈なのに、自然に手が動いてしまいました。

そして、前職での様々な思い出が頭をよぎり、多少感傷的な気分になっていたために、その瞬間にかかってきた電話に危うく前職の会社名を言いそうになってしまいました。
すんでのところで声に出さずにすみましたが、冷や汗が出ました。

ふとした瞬間に無意識の世界が顔を出したのは、きっとゴールデンウィークで浮かれていたせいです。

時々小学校低学年くらいのお子様に、店内で「先生!」と声をかけられます。
これも無意識に出てしまった言葉ですね。ほほえましいです。

私のうっかりは「ほほえましい」の範囲を超えていますので、気をつけたいと思います。
日記No.852013/04/10本店清水&知立店家田

今年の本屋大賞は百田尚樹の『海賊とよばれた男』に決まりました。
そこで正文館の中でも本屋大賞に情熱を注ぐ二人、本店清水(文芸担当)と、知立店家田(人文・新書担当)が熱く語りたいと思います。

海賊とよばれた男 上・下(各1600円税別)
百田尚樹
講談社


い:今年の本屋大賞が決まりましたね。百田さんは何年も前からノミネートされ続けてようやくの受賞ですがどうですか?

し:自分にとって百田尚樹とは何か?と長い間考えてきましたがこの小説でようやく答えが出ました!!「百田尚樹は『説教小説』である!」と。主人公のどういうところに惹かれて皆あんなに過酷な労働に耐え、どうして心が動かされ、どう考え行動に至ったのかそこをもっと踏み込んで 書く→読む というのが小説の醍醐味だと思うのにそれが一切無く偉い人の立身伝になってしまったのが残念・・・だけどこれが大賞に選ばれるってことは皆説教されたがっているのかなぁと。

い:私は百田尚樹は過去のノミネート作から見ても感動に『ベタ』な気がしてたけど今回はその『ベタ』がうまくハマったのかなぁ?という印象。確かに教え諭されてる感が読んでいる間中あったかも・・・
 なんとなく正文館の中では『百年法』の評価が高かったのでも少し上位かと思ったけどこれはかなり意外だったね?!

『百年法 上・下』山田宗樹(角川書店 各1890円)

し:私もかなり高評価!!自分だったら百年経ったら潔く死ねるのか?それ以前に処置を受けるのか?昨今のアンチエイジングな風潮に警鐘を鳴らしいろんな人々(底辺もエリートも政治家も)の感情や考え方や葛藤も丁寧に掬い取っているところが感銘を受けました。

い:私も百年法が一番色々感じた本かも。「生きる権利」という言葉があるなら「死ぬ義務」も必ずあると。後政治家の保身っぷりがリアルで面白かったです。宮部好きの私としてはソロモンがNo.1なのは絶対だけど。
 ところで本屋大賞は今年で10回目。印象に残っている作品などありますか?

し:ノミネートされなかったら読んでなかった本ってやっぱりあると思う。私の中では「さくら」西加奈子(小学館文庫) 「告白」町田康(中公文庫) 「テンペスト」池上永一(角川文庫) 「天地明察」冲方丁(角川文庫) 「ふがいない僕は空を見た」窪美澄(新潮文庫) 「ピエタ」大島真寿美(ポプラ社)などなど・・・
「ふが僕」は本屋大賞の底力を本当に感じました。顔を見たこともない書店員さんたちありがとう!!これで窪美澄の読者になれたので大感謝です!!
あとは天地明察、映画はイメージと違ったけど岡山に天地明察弁当を食べに行ってしまったくらいすばらしい小説です!

『天地明察 上・下』冲方丁(角川書店 各580円)と「天地明察弁当」

『ふがいない僕は空を見た』窪美澄(新潮社 546円)

い:私は「明日の記憶」萩原浩(光文社文庫)が印象深い・・・あれが初めてのノミネートされなかったら読まなかった本で、出合えてよかった!!と心から思った本なので。あとは『告白』湊かなえ(双葉文庫)!あれは一次投票から自分の中ですんごい推していたので大賞をとって本当にうれしかった!!あ?・・・でも清水さんダメなんだよね?他にも『ヘヴン』川上未映子(講談社文庫)とか。あの辺って残酷な部分もあるけど結局は『正義』の発露の一つかなと思っていっそ潔いかと。


『明日の記憶』荻原浩(光文社 650円)
『告白』荻原浩(双葉社 650円)
『ヘヴン』川上未映子(講談社 580円)

し:自分の中では日常生活的なイヤミス(後味が悪い、イヤな気分になるミステリーの意)とか苛めとか虐待とか苦手で・・・読むのが辛すぎて熱を出した本もあります。
 でも去年初めてパーティーに参加したのは楽しかった!!生カリスマ書店員さん、生三浦しをんさんを拝見できて嬉しかったです。

い:あれは楽しかったねぇ? 三浦しをんさんからオーラでまくり!!
 今後の本屋大賞について思うことなどありますか?

し:このミス受賞作とか売れすぎ作品は対象外にしてもいいのに・・・とも思います。世間に惑わされず個人的に『良い!!』と思った作品に投票すれば票はもっとバラける筈!!

い:確かに!!もう少し世間では知られてないけど・・・っていう本がノミネートされてもいいのにとは思う!本屋的慧眼っていうか普段接しているからこそ!の本を提案したいよね。

し:親戚のスポーツ少年が何故か本屋大賞だけは毎年読んでくれてて活字離れにも効能ありっ!!と感じてます。色々いう人もいるけれど一生懸命取り組んでいるのは事実。そして正文館からは年々参加する人が増えていて心強さを感じてます。

い:それには日々読み続けるってことだよね。っていうか2014年の本屋大賞はもう始まっているしね。

し:今年もいっぱい読みます!!そしていずれは愛する詠美ちゃん(山田詠美)に本屋大賞とってほしいです!!

い:え?じゃぁ私は舞城王太郎!覆面作家の素顔を見たい!!

今年も書店員たちが熱い心で選んだ本屋大賞受賞作『海賊とよばれた男』
そして正文館的一押し作『百年法』自信を持ってお薦めします!!
日記No.842013/03/13本店 豊田
我が家には、6歳の息子と3歳の娘がいます。
私が帰宅すると、彼らはひと通りの愛情表現(抱き付き、ぶらさがりなど)はしてくれますが、だいたいいつも、その後すぐに「今日はくろちゃんどうだった?」と聞いてきます。
「くろちゃん」とは、弊社の社員の黒柳(男)のことです。父親である私より、今日のくろちゃんに関心があるようで悔しいですが、不思議なのは、彼らは一度もくろちゃんに会ったことがないということです。
家庭内で何度か話題に出たことはあると思いますが、それほど印象に残るようなことを言ったかどうか疑問です。
おそらく、「くろちゃん」という響きから、かわいらしい動物か何かを想像しているのではないかと思われます。彼らの「くろちゃん」についての質問から考えると、だいたい「ドアラ」か「くまモン」あたりが近いようです。
実物は、見方によってはそう見えなくもないです。

そんな黒柳は、現在、お取り引きさせていただいている学校での教科書販売で、大変忙しく動き回っています。

今日もまた「今日のくろちゃん」について聞かれると思いますので、ネタを仕入れて家に帰りたいと思います。
日記No.832013/03/04知立店 家田
2月はまだ冬のイメージですが、一日しか違わなくても3月はなんとなく「春」になった気がします。春といえば桜、桜といったら只今絶賛放送中「八重の桜」でしょう。(少々強引ですが)

敗戦にもめげず、強く立ち上がり現在にも続く礎を作った八重の物語を地元にいながらあまり知りませんでした。どちらかというと中野竹子や西郷頼母の妻、千恵のほうが有名だった気がします。

ドラマの中でも良くいわれていた会津藩の教え「やってはならぬ、やらねばならぬならぬことはならぬものです」これは本当に父からよく言われたものでした。もう一つ会津の気質をよく表している言葉に、「会津の三泣き」と言われるものがあります。他所から会津に赴任してきた人はまず会津の人の閉鎖的な人間関係に泣き、馴染んできたらその人情に泣き、やがて会津を去る時に去りがたくて泣くというのです。

会津といわず東北の冬は長くつらいものです。寒さと雪との戦いです。でもそういう土地柄だからこそひときわ春の気配に敏感で、ひと冬越えて新しい春をむかえる時、なんとなく再生したような気持ちになるのです。

苦しみの中から強く生き抜いた八重のように、やがて雪がとけ、地面が顔を出し、つぼみが膨らみ桜が咲き乱れるように。
現状がどんなに困難でも被災地は必ず復興すると東北の人はみな信じているのではないかと思います。

もうじき3月11日です。

日記No.822013/02/20本店 豊田
正文館書店の本店・知立八ッ田店・可児広見店では、店内で有線放送のクラシック音楽が流れています。
毎日営業時間中はずっと流れているので、私は殆ど気にも留めていませんでしたが、先日、その音楽について店頭でお問い合わせをいただきました。

そのお客様は、「ちょうど今流れている音楽は、誰が演奏しているか分かりますか?」とお尋ねでした。

演奏者までは教えてくれないだろうな、と思いながらUSEN(有線放送の会社)に電話してみると、ちゃんと楽器と演奏者一人ひとりの名前を教えてくれました。

USENが演奏者まで教えてくれたことも意外でしたが、その名前をお客様にお伝えしたところ、「ああ、あの人ね。」「なるほどね。」という反応をされたのがもっとびっくりでした。

お客様は、本当にいろんな方がいて、思わぬところに注目されてびっくりすることがたくさんあります。

そういえば、正文館のブックカバーに印刷されている詩についても、何年かに1回は聞かれます。
カール・ブッセ作「山のあなた」です。
一度じっくりとご覧ください。
日記No.812013/02/01本店 豊田

長生きしたけりゃ肉は食べるな
若杉友子
幻冬舎
952円(税別)
9784344023284

今、この本が人気です。
この本に限らず、ここ1、2年、『長生き』するためには「・・・しなさい」とか「・・・してはいけない」ということを書いた本がよく売れています。

世の中には、いろんな方法で、元気にご長寿ライフを満喫されている方がいらっしゃいます。
多くの方々に共通していることは、「私はこれをずっと続けています」と自信を持っておっしゃっているということです。
どんなことでも、信じて継続できるというのは強いですね。

もうひとつ、超長寿社会にちなんだ本を紹介します。

山田宗樹著「百年法 上・下」(幻冬舎 各1,890円)

科学技術によって不老不死が可能となった未来、永遠の若さを手に入れる条件として、100年後に死ななければいけないという法律が施行される。
そして、実際に死の強制が間近に迫った人々はどうするのか・・・。
という、ちょっと怖い小説です。

ここまでのご長寿も考えものですね。
日記No.802013/01/02本店 豊田
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ正文館書店をよろしくお願いいたします。

みなさんは、もう初詣にお出かけになりましたか?
私は、神社にお参りに行くついでに、近所の金華山(岐阜県岐阜市)に登ってきました。
金華山は、お参りのついでにふらっと登ることができるような小さな山です。
小さいとはいっても300m以上あり、片道30分〜1時間かけて登る山道がちょっとしたハイキングにちょうどいい手頃な山です。(山頂までロープウェイで登ることもできます。)
山頂の岐阜城からの眺めも素晴らしいです。

岐阜城といえば、今年2月に、「信長戦国歴史検定」が開催されるのをご存知ですか?
試験開催地が、岐阜・東京・大阪という変わった検定です。
本店、可児広見店、名古屋市役所店に受験要綱がございます。歴史が好きなお客様は是非挑戦してみてください。

日記No.792012/11/26本店 豊田
ホームページの更新がしばらく滞ってしまいました。
申し訳ございませんでした。

私はだいたい物事を滞らせがちで、率直に言って仕事が大変遅くて困っています。
翻って、世の中で結果を出している人たちを見てみると、みな一様に「すぐやる」ことが基本中の基本のようで、社会人としての必須スキルと言っても過言ではない、という勢いです。
そして、たくさんの本が出版されていますので、もし何事もすぐにやれない悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非参考にしてください。もちろん私は読みます。

先送りせずにすぐやる人に変わる方法
佐々木正悟
中経出版
533円(税別)
9784806142478

他にこんな本も出ています。
●考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術 (日本実業出版社)
●「グズ病」が完全に治る本 スグやる!〈言い訳〉はしない生活へ! (三笠書房)
●「すぐやる人」になれる本 「先のばし」「計画倒れ」がなくなる最強の行動革命 (成美堂出版)
●すぐやる化習慣術 「できない」を「できる」に変える7つのスイッチ (永岡書店)
●コーチが教える!「すぐやる」技術 頭でわかっていても、なかなか行動できない人を、「すぐやる人」に変える50の方法 (フォレスト出版)
●いいことがいっぱい起こる人のすぐやる!技術 (PHP研究所)
●仕事を「すぐやる人」の習慣 ストレスなし!残業なし!の仕事術 先送りにしないテクニック (PHP研究所)
●「すぐやる」人になるための仕事のやり方・考え方 仕事も人生も「先送りにしない」人はどんなことに気を遣っているのか? (明日香出版社)

日記No.782012/11/07本店 豊田
つい先日、腰を痛めて2日間ほど会社を休みました。
2日間休んだのに仕事がそんなに滞っていないのが不思議ですが、そこは深入りせず、その間にたまっていた本がたっぷり読めたという話です。
主に読んだ本は、この2冊です↓

夜の樹
トルーマン・カポーティ/著 川本三郎/訳
新潮社
590円(税別)
9784102095058

他に、
アムステルダム
イアン・マキューアン/著 小山太一/訳
新潮社
500円(税込)
9784102157213

トルーマン・カポーティは「ティファニーで朝食を」が有名ですが、僕は彼の作品では、もっと暗くて個人の内面をどこまでもじっと見つめているような、陰鬱な話の方が好きです。この「夜の樹」に収められている短編の多くは大体そんな感じです。暗く沈んだ気分のときに読むと、更に気分が内向きになっていきます。そんな気分に浸りたいときもありますよね。

「アムステルダム」の方は、イアン・マキューアンの他の作品と同様に、だらしない大人たちの日常が描かれています。小さなほころびがやがて抜き差しならない状況に変わっていく描写がリアルです。こういう作品をどういう風に説明すればいいのかちょっとわかりませんが、単館系映画館で上映されるアメリカ映画、といった感じです。

たまに休みが入って読書ができたと言うと、普段は本も読めないほど忙しのか、ということになりますが、実際にはそんなことはありません。通勤電車に揺られて毎日読んでいます。
それでも読める量より読みたい量の方が多いので、日々次に読む本のリストがたまります。
心の中で、また痛くない程度に腰を痛めたら嬉しいな・・・とひそかに思います。

日記No.772012/08/06本店 K.I
お勧めします!

さんすうだいすき 10巻セット
遠山啓/著 ゴトー孟/ほか本文絵
日本図書センター
24000円(税別)
9784284202152

他に、
算数の探険 10巻セット
遠山啓
日本図書センター
37,800円(税込)
9784284201896

 「水道方式」といわれている方法のもとに系統的にかかれた算数の本です。「水道方式」とは、もっとも一般的な形から入って、特殊なものへと進んでいく学び方が、水道が貯水池から各家庭まで届くのに似ているところから名付けたものです。
 引き算でも、かけ算でも、図形でも、最も一般的なもの(従って最も数が多い)から入っていき、そこから、特殊なものへと進んで行きます。だから、子どもたちにとっては、やさしく、平凡で、当たりまえの考え方だから、どの子も無理なく、数量の意味がわかります。
 既に、現場で試され、子どもたちに歓迎されてきた方法です。
 「算数は、一年から六年まで一つにつながった学問です。(遠山啓著『水道方式とは何か』より)算数は、勉強しなければ分かるようになりません。

 子どもが、分かる喜びを味わい、楽しく学べる美しい装幀の本。
 小学中・高学年になって、子どもが自学自習できるように工夫された本。
 中学・高校へとつながる「系統的にかかれた」算数の本。
こんな優れた本は他にはありません。だから、望まれて、望まれて復刊されました。親御さんも手に取って一緒に見てください。特殊→一般より一般→特殊へと進むほうが、どんなに無理がないか実感されることと思います。

著者の遠山啓は、『無限と連続』『数学入門』(岩波新書)『代数的構造』(ちくま学芸文庫)『水道方式とはなにか』(太郎次郎社)などの著作があります。

<余談>30年前、このシリーズで学んだお嬢さん「一押し」の“算数の教科書”です。曰く「『さんすうだいすき』は学んだというより遊んだという印象。『算数の探険』は、とにかくピカットたちと一緒にする「探険」に夢中で、勉強した感が全然ないのに、いつの間にか算数の得意な子になっていました。」
 このお嬢さんは、塾に行くこともなく、東大理?に現役合格されました。

日記No.762012/04/09知立店 高橋

3・12の思想
矢部史郎
以文社
1600円(税別)
9784753103003

地元愛知の矢部(やぶ)史郎さん新刊。ずばり「3・12の思想」です。目には見えない匂いもない放射能。あの日、原発ハネて以後のつれづれ。

ここで着目するのは「主婦たち」です。しいて言うならその家事っぽい手つき。

怖じず試行錯誤する能動性。既成概念にしばられない飛翔。ある種魔女的でオープンなふるまい。こそが、未来を切り開くヒントだと。

とても読みやすいので、どなたにもぜひ。

日記No.752013/03/16知立店 M・I
「秘密のケンミンショー」という番組が好きです。県特有の風習や食文化を紹介するバラエティ番組ですが、毎回何かと驚かされます。私は兵庫県出身なのですが、おにぎりを味付海苔で巻くのは関西だけということをこの番組で知った時は衝撃でした。でもそういうことを知るのって大発見したみたいでとても楽しいですよね。

また、標準語だと思って使っていた言葉が実は方言だったと知るのもおもしろいものです。「押しピン(画びょうのこと)」や「どんつき(行きどまりのこと)」は関西の方言だそうですが、使いませんか?

逆に、愛知県の方言で私がびっくりして印象的だったのは、
?「放課」(学校の授業と授業の間の休み時間のこと。20分放課など使う。)
?「ビーシ(B紙)」(模造紙のこと。なぜBなの?A紙というのはあるの?)
?「ピンクい」(ピンク色の意。関東方面でも使うみたいですが、関西ではまず耳にしません。)

このような、地元ではあたり前すぎて気付かない方言ってたくさんあるんですよ。興味のある方はこの本を・・・。

出身地(イナカ)がわかる方言
篠崎晃一 毎日新聞社
幻冬舎
495円(税別)
9784344416390

方言雑学満載。模造紙の呼び名は全国的にバラエティに富んでいるということも書いてあり、興味深いです。読んだ後、絶対誰かに話したくなるはずですよ。
日記No.742013/03/06知立店 家田
“もう”一年か“まだ”一年か、今年も3月11日がやってきます。
あれから私の故郷を取り巻く環境は一変しました。以前は「本当の空がある」と謳われた、豊かな自然に恵まれたのどかな所でした。
しかし今や、世界的にも有名になってしまった FUKUSHIMA―。

たくさんの人々に支えられ、被災地は復興しようとしています。
それは本当に気の遠くなる程時間のかかる事であり、遠い将来実現するかどうかわからない事でもあります。
今はまだ金銭的、物質的な支援も必要です。しかし、時間が経つにつれ、必要なのは心の支援だと思うのです。
自分にとってとても大切な場所をうばわれた、自分の守りたいものを失ってしまった、そんな人達がいます。どうか、その気持ちを想像してみて下さい。正しい知識を身につけ、曇りのない目で判断する、これからの復興に最も必要なことのような気がします。

この方もあの日、仙台で被災されました。実際に被害にあった人ほど大きな声で何かを言わないような気がします。淡々としかし力強く今後も書き続けていく事でしょう。震災前に地元紙に寄せたエッセイ、そして震災後。。。作家は何を見たのでしょうか? 書き下ろし短編も収録です。

仙台ぐらし
伊坂幸太郎
荒蝦夷
1300円(税別)
9784904863183

日記No.732012/03/02知立店 N
「碧海の昭和」が2月25日に樹林舎より発売されました。まだこの辺りが碧海郡知立町〜だった古きよき昭和の時代を写真と文章で紹介してあります。
私は4才位の時に知立に引越して来て、確かまだその時は知立町でした。小学校にあがってすぐくらいに知立市になって、各家庭に文ちんが配られたような記憶があります。(年がバレるぞ〜)
その頃は弘法町という所の借家に住んでいて、写真集の中に住んでいた家の屋根が写っていたのに感激しました。
そして中1の頃、正文館の近くの谷田町に越して来て(その頃は本屋ではなく工場でしたが・・・)、縁あって働かせていただいてます。
見ているうちに、おかっぱ頭でたすき付きのスカートをはいて木に登ってセミとりしたり、原っぱに秘密基地を作って遊びまわってた頃にタイムスリップした様な気分になります。
地域も年齢も少し限定されてしまいますが、この「碧海の昭和」でノスタルジックな気分にひたってみてはいかがですか?
BGMは“Always 3丁目の夕日”あたりで・・・。
日記No.722012/02/03知立店 K
この冬一番の厳しい寒さが訪れています。
暖房に頼りがちな時期ですが、震災や原発停止の影響が色濃い東北や関西、九州の電力事情は厳しく、中部電力の協力も欠かせない状況となっています。
私達も無理のない範囲で節電に協力したいところですね。

テレビをいつもより1時間早く消し、かわりにゆったり、読書を楽しむ「読書節電」はいかがでしょうか。就寝前に光の刺激を避けることで、安眠にもつながりますよ。
防寒対策はもちろん忘れずに!

日記No.712012/01/27店員 K
毎日厳しい寒さが続いております。最近私は外出するのが億劫になり、家でコタツに入って過ごす時間が多くなっています。

さて、コタツと言えばみかんですが、みかんについての本を1冊紹介したいと思います。

あたらしいみかんのむきかた 2
岡田好弘/作 神谷圭介/絵文
小学館
1000円(税別)
9784092271548

昨年度、TVで紹介されるほどの人気作「あたらしいみかんのむきかた」の続編です。内容は、普段は捨てるみかんの皮で動物をつくる工作絵本です。この本の大きな特徴は、「むきおくん」という皮むき少年のストーリーをベースとして皮のむき方を説明しているところです。この「むきおくん」のストーリーが読みやすいだけでなく、シュールで意外とためになる内容で、老若男女問わず楽しめます。家族と一緒にコタツに入って、皆で読みながらみかんをむいてみてはいかがでしょうか。

せっかくなので、私もひとつむいてみました。本書にのっている「タコ」に挑戦してみました。これが意外と難しい! なんとか不恰好ながらも「タコ」をむくことができました。


せっかくむいた作品を捨てるのはもったいないと思ったので、お風呂に入れてみかん風呂にしてみました。

これならお風呂も楽しく入れますし、お肌にもいいと一石二鳥です。また、本書には作品を保存する方法ものっています。
この本があれば寒い冬も暖かいコタツで楽しく過ごせます。

おかげ様で私はますます外出しなくなりました。。。
日記No.702012/01/23知立店 I
フィギュアスケートの浅田真央選手のエッセイ本が2月8日に発売される予定でしたが、中止になってしまいました。当店でも多数のお客様からご予約を承っており、大変残念に思います。彼女が1年かけてスケートに取り組む姿勢など、アスリートとしての想いを書き上げたエッセイ本でした。

出版社の宣伝に、年末亡くなられた母親を取り上げられてしまったことが、本意ではなかったということです。既に、10万部以上の予約が入っていたということで、浅田選手の人気がうかがえます。

今回は残念な結果になってしまいましたが、真央ちゃんファンのひとりとして、是非、またの機会に発刊されることを望みます。

日記No.692011/12/20ぽんぽこ
12月に入りやっと冬らしい季節。早い一年でしたか?
私は何だかんだと過ごしてきたのでやれやれ・・・という感じです。
先月26日(土)に知立店に『おはなしキャラバン隊』が来てくれました。
車の中は絵本がいっぱいの図書館!
小さなお子様たちが、パパやママといっしょに絵本を広げて次から次へと車の中から本を選んで読んでいる姿がとってもほほえましかったです。
ずーっと昔!?ちょっと前にしようかな・・・
私もあんなふうに絵本や昔話をよんであげたなぁ〜 あの頃はちっちゃくてかわいかったのに今じゃぁ、ハァ〜
話を戻して。クリスマスまであと少し。プレゼントはサンタさんにお願いしましたか?知立店では毎年恒例のクリスマスゲームをするんです。店内のあちこちに貼ってあるクイズの答えを用紙に記入してレジまで持ってきてくれるとプレゼントがもらえるよ。
ぜひ、パパやママと参加して楽しんで下さい。
最後に本の紹介をちょっとだけ・・・
幻冬舎新書の「甘い物は脳に悪い」と講談社+α新書の「成功する人は缶コーヒーを飲まない」です。2冊とも甘い物こそ集中したい時にはダメなのであると書いてあります。食べる物をちょっと変えるだけでやる気が出てくるなんて。
その方法とは何か。気になるでしょ?!一度読んでみて下さい!

日記No.682011/12/12N.
昨年のクリスマス・イブの事でした。おばあちゃまがお孫さん2人をつれて本を買いに来て下さったのですが、2人とも目当ての本があったようです。しかもどうやら同じ本のようでした。ところが、お兄ちゃんが先にその本を探しだしてしまいました。兄弟1人ずつに同じ本はいりません。弟は、おばあちゃまに「他の本をさがそうね。」と言われ、もう、「まっ白」。他のどんな本をすすめても、どれもピンとこず、途方に暮れかけていました。

私は、少々おせっかいかな?と思いつつ、お兄ちゃんに「ねえねえ、その本、弟にゆずってあげようか?」と言ってみましたが、お兄ちゃんもやっぱりその本が読みたくてしかたがないようで、「いやだ」と言っただけでした。そりゃ、そうですよね。お兄ちゃんだって読みたいんだもん。

しばらくしてもう一度お兄ちゃんに「弟にゆずってあげてみない?」と声をかけました。返事はやっぱり「やだ・・・・」。私もこれ以上はお兄ちゃんの気持ちを考えると無理を言えないし・・・。一旦レジに戻り、仕事をしていると、おばあちゃまと兄弟がやってきました。そして、「でんじろう先生の本はどこですか?」とお兄ちゃんが聞いてきたので、「こっちだよ」と言って案内している時に、「さっきの本は弟にゆずってあげたの?」とたずねたら「うん。」と言ってうなずきました。「えらい!さすがお兄ちゃん!」と、思わずあたまをひとなでしてしまいました。

きっと、必死で本を探している弟を見て、だんだんとお兄ちゃんの気持ちが変わってきたんですね。さっきまでのかたくななお兄ちゃんの姿はありませんでした。

2人とも気に入った本を買ってもらえて、うれしそうでした。おばあちゃまに「ちょっと悪かったかなと思ったんですが、お兄ちゃんに『ゆずってあげない?』って声をかけちゃったんです。」とお伝えしたら、「いえいえ、ナイスアシストで、ありがとう。」と言って下さり、ホッとしました。きっと、これからも相手を思いやれるやさしい兄弟になれるだろうなーと思いました。暖かい気持ちにしてくれてありがとうございました。昨年の思い出です。

日記No.672011/12/05チョビ
12月に入り、朝夕めっきり冷え込む様になりました。

私たちは、3月11日の東日本大震災後、目には見えない放射能汚染に怯える事となりました。
今だに収束の兆しなく、これから何十年というリスクを背負う東北地方の方々の被害・損害・心の傷みを思うと、察するに余りあります。

漁業や農業と食を担って頂いておりますが、私も毎年宮城県から3月頃に取れる、美味しい新若芽を取り寄せておりました。
工場が流されたため、今回はそれどころではなかったとか。
又、仙台の「笹かま」の工場も大きな被害にあい、お詫びの手紙が届きましたので心配していました。
10月になり営業を始めた旨の案内状が送られて来ましたので、大変な中、頑張って下さったなと思いをはせ、暮れには美味しい「笹かま」が戴けるので楽しみです。

何事もなく毎日を過ごせる事の幸せをほんとうに強く感じた年でした。


日記No.662011/11/10魚住
先月急逝したスティーブ・ジョブズ氏が生活の中で禅を取り入れていた事は、書籍はじめ多くのメディアでもとりあげられています。

「禅」のような無形の世界に触れることでジョブズ氏の豊かな想像力や発想力が生まれていたのかもしれません。いろいろな文化や学問に触れることがいかに大切かということを改めて感じました。
先日、私も京都へ行った際、素晴らしい日本の伝統文化に触れる機会がありました。
友禅染の工房とギャラリーショップを兼ねているお店があることを知り、ショップを覗くだけのつもりで行きましたが、ふらっと立ち寄った旅人の私にも友禅染の職人さんが仕事をしている工房を見学させてくださいました。
また、その工房では友禅染体験だけでなく、いろいろな日本の伝統文化に関したイベントを行われているとのこと。
御主人の「私たちは有名になりたいわけでもなく、儲けたいわけでもなく、日本が誇る伝統文化を後世に伝えたい、絶やしてはならないと思っている」という言葉が忘れられません。
正文館書店でも年に数回、日本の伝統文化に触れるイベントを行っております。
是非みなさまにも素晴らしい日本の伝統文化に触れていただきたいと思います。イベントの御参加をお待ち申し上げております。

日記No.652011/10/17知立店 K・A
紅葉の美しい季節となりました。いかがお過ごしですか。

当店では只今11月25日発売予定の「小学館 こども大百科」のご予約を承っています。

どんなことにも好奇心をもって自分で調べるくせ(習慣)を身に付けませんか。
お子さまから大人まで男性も女性もだれもが楽しめる本になっています。

秋の夜長に一冊いかがですか。

日記No.642011/09/27知立店 女子会好きな女子
私が今読んでいる本

1食100円「病気にならない」食事 講談社+α新書

すごい題名の本でしょ?
本屋の店員は、本棚を見ている時にもありますが、梱包されたダンボールから出した時に読みたい本を見つけることが多いのです。
そして自分の思いと合うか合わないか見てから決められるので、本屋はやっぱり必要です。
この本はみごとに私の思いに合致しました。

スーパーの買い物で「このお菓子いつもより安くなってる!今日のうちに買わないともったいない〜」という思いにかられ、ムダにお菓子を買い、沢山食べてしまうのですが・・・ この本を読んで反省しています。

お金を出せば何でも買える飽食の時代となり、楽して簡単に食べられる崩食の時代と漢字が変化しているそうです。

「なにを食べて健康を保つか」より「なにを食べてはいけないのか」を見きわめる知識が必要のようです。
(知らなかったことがいっぱいありました)

そのまま食べつづけると病気になっちゃうよ、と警告しています。

『粗食のすすめ』の幕内秀夫氏の本です。

日記No.632011/09/21本店 健康優良児
残暑お見舞い申し上げます。
私は3ヶ月ほど前より五十肩なる病に苦しんでおります。
この病、6ヶ月より2年ほどで必ず治るそうです。
しかしながら、その間は肩の激痛で、対処法、特効薬がないということです。
そんな中、カーヴィーダンスという本+DVDが効くといううわさを聞きました。
さっそく購入し、始めのうちは調子よく、痛みもうすれたような気がしましたが、今はそれも気休め。
上手に付合っていくしかないと悟りました。
もともと目的が違うから、皆さんはガンバッテ!! DVD付

樫木式カーヴィーダンスで部分やせ! ISBN 9784056061918 952円(税込)
日記No.622011/09/12本店 豊田
ホームページを改訂しました。
改訂の目的は、
  • より効率よく、お客様に重要な情報をお伝えするため。そのために、

    • トップページに、たくさん情報を載せられるようにする。

    • 左側にメニューを配置する。

    • どこからでも注目のトピックが見られるよう、右側にトピックス欄を設ける。

    • 文字の大きさ、フォント、色を統一する。


  • イベントやベストセラーなど、過去の情報も見られるようにする。

  • メンテナンスしやすいようにする。


といったことです。
まだまだ改良すべき点はたくさんあると思います。
よりわかりやすく、ワクワクするようなホームページにしていきたいと思いますので、どうか、お気付きの点などございましたら、ご一報いただけると幸いです。