がんばれ! 中学生!!
2002年に公立学校が土日休みの「完全学校週五日制」となり、今年で10年目を迎えました。この週休二日制も含め、詰め込み教育や加熱する受験戦争、それに伴ういじめ・登校拒否・落ちこぼれなどへの反省から、それまでと180度舵を切り替えた「ゆとり教育」が推進されることとなってきました。
しかし、これまで国の狙い「余暇を十分利用した人間形成」の結果を検証する以前に理数系科目の学力低下(国際比較で)や「ゆとり教育」に対する危機感を煽る学習塾などの受験産業の勧誘活動の活発化など負の面も垣間見えてくるようになって来ました。そこで政府は再度方針転換を実施することとなり、2005年に学習指導要領の見直しが指示されました。
そして、今年2012年度はその新学習指導要領で決まった中学校教科書と高校教科書の一部(数学と理科の1年生用)が全面改訂された年となりました。
1年〜3年までの教科書ページ数合計、各社版平均 文部科学省
| 教科 | 旧教科書 | 新教科書(H24用) | 増加率 |
| 国語 | 885 | 1131 | 128% |
| 数学 | 591 | 783 | 132% |
| 社会 | 691 | 822 | 119% |
| 理科 | 566 | 820 | 145% |
| 英語 | 373 | 458 | 123% |
この表をご覧いただければ分かりますように各教科で教科書のページ数が増えており、5教科全体では33%増となっています。また特に数学と理科のページ数が大幅に増えていることもお分かりになるかと思います。ページ数の増加とそれに伴う問題の難化により、これまでのゆとり世代以上の学習が求められています。
正文館書店では各種学習参考書を取り揃えていますが、まずは、教科書と目次もいっしょの「教科書準拠版」の参考書や問題集をお勧めいたします。毎日の学校の授業と同じペースで勉強していって下さい。授業が理解できたら次のステップ、自分の力と理解度をもっと深めるための参考書選びをしていって下さい。
教科書のページ数が増えたって恐れるな!中学生諸君!!
2012/4